うつやメンタル不調の原因は、脳の「扁桃体」の興奮にあるとみられている。興奮をおさえる方法のひとつに「顔表情イメージ」がある。恋をしたときに相手が実物よりよく見えるように、「好ましい表情」を思い浮かべることで、周囲の人との関わりにいい影響があるという。具体的な方法を、日本メンタル再生研究所の山本潤一所長が紹介する。
「顔表情イメージ」で扁桃体は安定する
うつ・メンタル不調の原因である慢性ストレスは、脳内の感情発生装置である扁桃体(へんとうたい)の慢性興奮によって作り出されます。そして弊社顧問・筑波大学名誉教授、宗像恒次博士の研究では、扁桃体は身体感覚を良好化することによって鎮静化し、うつ・メンタル不調を作り出す慢性ストレスを消失させることができるのです。
春の心地よいお日さまが降り注ぐ中で芝生の上に寝っころがっているとき、気持ちいいなあと言う気分になることでしょう。心地よい日差し、そして気持ちの良い芝生という「快感刺激」によって身体感覚は良好化し、身体からの快感信号が扁桃体に快感感情を発生させるのです。
こちらは会員限定記事です。
無料会員にご登録頂くと、会員限定サービスをご利用いただけます。
30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
約5万本の全ての記事が閲覧可能
記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
会員限定イベントにご招待