夏といえば、「熱中症」があまりに有名。暑いときに外にいる人だけではなく、家の中にいても起きるケースがあるので、十分な注意が必要である。

その熱中症はどのような病気か、と聞くと、なかなか的確に言える人はいない。熱中症とは体内が水分不足の状態になり、汗を出して体温調節ができず、体がどんどん熱くなって「吐き気」や「めまい」「意識混濁」などの症状を起こし、最悪の場合は死に結びつく急性疾患である。