横山式「固定流動バランスシート」に記入してみよう!

★印がついている費目は「固定費」と定義します。年に1回まとめて支払うような費目(固定資産税など)や子供の入学金、住宅購入の頭金など特別な要因によるまとまった一時的支出は毎月の支出には含めません(別途貯金して対応)。

ちなみに「固定費」および「流動費」の定義の仕方はさまざまあるかと思います。今回の黄金比率の算出に際しては、横山式固定流動バランスシート内に記した分類をベースにしていますので、まずはこれを参考に分類することをお勧めします。

さて、「実際に記入してみたら赤字体質の家計であることが発覚!」し、ガッカリするかもしれません。でも、改善のポイントがわかりさえすれば、黒字体質の家計へと大逆転することだって可能なのです。次回から固定費と流動費の比率にスポットを当てながら、実際の家計改善事例を紹介します。

家計再生コンサルタント 横山光昭

マイエフピー代表取締役社長。「消費」「浪費」「投資」で仕分ける家計管理の考え方が大反響を呼び、庶民派ファイナンシャルプランナーとして、1万件以上の赤字家計を再生。著書に『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ、『「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人』などベストセラー多数。
 
(構成=小澤啓司 撮影=小原孝博)
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