1億円で取得した用地が保有中に2億円に値上がりした場合、1億円として評価するのが「原価主義」、2億円と評価するのが「時価主義」である。
時価主義は、利益が確定していないのに利益を得たように見え、楽観的な評価になりがちという懸念があるものの、損失が適宜反映されるという利点もある。対して原価主義では、実際には生じていない利益は計上されない慎重さがある半面、損失が隠れやすい問題がある。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
