レッスン4:「誰をどう巻き込むか」を決める

ステークホルダー(利害関係者)は誰になるのか、それぞれの役割は何かを理解し、適切なタイミングで接触する。大事なのはプロジェクトが始まる前、マネジメントレベルの関係者全員にヒアリングすること。「どういう理解で進めようとしているのかを説明し、『この問題点に応えてほしい』『こんな課題を見つけてほしい』というインプットをもらってすり合わせます。納得性を高め、当事者意識を持ってもらう効果があります」。

レッスン5:ストーリーを作る

自分が持っている情報で1度、仮説を基にストーリーを組んでみる。ストーリーはステークホルダーの関心事や懸念点に留意しながら、「現状把握→課題抽出→課題の真因を特定→打ち手の方向性」など、問題解決を行うためのアプローチを作成。あくまでも下書きなので、メールでメモ程度に記したほうがよい。パワーポイントでがっちり作りこむと、後で直すのに抵抗感が出るからだ。これをプロジェクトチームの中で共有する。

レッスン6:ストーリーを修正する

チーム内からの指摘や新しい情報、またはデータを分析して仮説を検証した結果、間違いがわかったらストーリーと提言内容を書き直す。まずトップダウンで出されたアイデアを骨組みにしながら、現場の意見や感覚を参考に整理してボトムアップで肉付けを。これを繰り返すと、どんどんストーリーが骨太になって進化していく。修正を繰り返してすべてが立証できたら、その提案内容は堅いと自信を持っていい。