資料作りの出発点は「目的は何か」を明確にすること。国内・海外問わずプロジェクトを成功に導いてきたコンサルタント・平谷悠美氏が、構成のノウハウを伝授する。

<構成篇>

新人のプレジデント編集部員Tは、上司から「おまえの作る資料は何が言いたいかわからない」と言われて悩んでいた。丁寧に事実を調べ、わかりやすい言葉を選んでいるはずなのに……。

そこで、BCGでプリンシパルとして数々の企業に戦略・組織構造改革案などの提案を行っている平谷悠美さんに泣きついた。

「いい資料を作るには、まずPCを開くのではなく、頭で設計することが肝要です。どんなに見やすくて精緻化されている資料でも、受け手が必要としている情報が載っていない、懸案事項に刺さらない内容では、ただの紙切れ。『何のために作るのか』をしっかり定めるのが、資料作りの出発点です」(平谷さん)