プレイングマネジャーの弊害に陥らないために
あなたの所属している会社がプレイングマネジャー制度を運用している場合、以下のような事象が組織内に発生していないか点検してみるとよい。
◆管理者が個人目標を持たせられている
◆管理者の目標に、育成項目がない
◆管理者が部下との会話で、プレーヤーとしての力量を自慢している
むろん、上司が営業力や技術力といったさまざまなテーマにおける自己研鑽をしなくていい、という話ではない。改めてそのポジション=「役割責任」とは何かを明確に規定し、管理者はその管掌組織全体のパフォーマンスで評価されることを認識する必要がある。
この春、もしあなたが新任プレイングマネジャーとして辞令を受けたとしたら、管掌組織全体のパフォーマンスが悪い状態では、個人成績がいかに良くても、それは評価の対象にならないということを認識し、行動することが肝要だ。
冨樫篤史
識学 大阪支店長、講師。
1980年東京生まれ。立教大学卒業後、ジェイエイシーリクルートメントにて12年間勤務し、主に幹部クラスの人材斡旋から企業の課題解決を提案。名古屋支店長や部長職を歴任し、30名~50名の組織マネジメントに携わる。組織マネジメントのトライアンドエラーを繰り返す中、識学と出会い、これまでの管理手法の過不足が明確になり、識学があらゆる組織の課題解決になると確信し、同社に参画。
識学 大阪支店長、講師。
1980年東京生まれ。立教大学卒業後、ジェイエイシーリクルートメントにて12年間勤務し、主に幹部クラスの人材斡旋から企業の課題解決を提案。名古屋支店長や部長職を歴任し、30名~50名の組織マネジメントに携わる。組織マネジメントのトライアンドエラーを繰り返す中、識学と出会い、これまでの管理手法の過不足が明確になり、識学があらゆる組織の課題解決になると確信し、同社に参画。