アイデアを展開するのに最適な横型ノート

よくあるB5サイズの縦長ノートを使っていて、アイデア出ししにくいな、と感じる人は多いかと思います。たとえば、思考を視覚的に整理するマインドマップや、戦略の現状分析に活かせるSWOT分析をするなら、横長のノートのほうが断然使いやすいでしょう。

「ニーモシネ A5 N183A」(上)、「フィグラーレ intellect マトリクスノート A5」(下)。慣れるまで、「少しでも仕事に活かせれば十分」といった感じで気軽に使ってみるとうまくいく。

マインドマップを作成するなら、「ニーモシネ A5 N183A」(マルマン、販売価格は税別550円)です。A5サイズのタイトル記入欄付きの横長・無地ノートです。紙質がいいため、文字のかすれ、にじみ、裏抜けがほとんどなく、耐久性にもすぐれています。また、コンパクトに折り返せるツインリングノートで、ミシン目が入っているため、きれいに切り離すこともできます。スキマ時間を使って、少しずつ完成度を高めていく感じで仕上げていくとうまくいきます。

SWOT分析をするなら、紙面が4分割されているツインリングノート「フィグラーレ intellect マトリクスノート A5」(アピカ、販売価格は税別400円)です。紙の上部に日付やタイトル、メモを書く欄が細長く入っているため、見返すのに便利。もちろんSWOT分析以外の思考の整理、戦略の分析をまとめるのにも便利です。私の場合、主に多忙期のTO DOの緊急度・重要度の整理をするため、時間管理のマトリックスとして使っています。感覚的に書き込んでいくだけでも優先順位が明確になり、緊急度が低く重要度が高い仕事にも意識して取り組めるようになります。

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