食べられる食品をむざむざ捨てる“食品ロス”を扱った本書の著者は、かつて日本初のフードバンク「セカンドハーベスト・ジャパン」の広報室長時代に、食品業界独特の商慣習「3分の1ルール」を問題提起した。
井出留美(いで・るみ)
食品ロス問題専門家、消費生活アドバイザー。博士(女子栄養大学大学院)、修士(東京大学大学院)。日本ケロッグを経てoffice3.11設立。食品ロス削減検討チーム川口を主宰している。
食品ロス問題専門家、消費生活アドバイザー。博士(女子栄養大学大学院)、修士(東京大学大学院)。日本ケロッグを経てoffice3.11設立。食品ロス削減検討チーム川口を主宰している。
賞味期限は、メーカーが同ルールに基づく安全係数を乗じて弾き出す。仮に可食期間100日、安全係数0.7なら、賞味期限として記載される日付は製造日から70日目だ。
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(永井 浩=撮影)


