働く女性向けのブランドで、年商270億円稼ぐ!
ワンピはウエストがシェイプされ膝が出るくらいの適度な露出度。おしゃれすぎず、ダサすぎない、絶妙に男受けが良いラインです。こちらのセレクトショップではブラウスが1万7000円位。テレビの収録で某女優が「安い」とコメントしたそうです。
ネットでは服が1万円前後で売られていて、たしかに同じく二世セレブのステラ・マッカートニー(父はポール)とかと比べると割安です。手頃な価格帯が働く女性の心をつかみ、年商270億円も売り上げているそうです。
「これからイヴァンカさんがブランドをどこかに売却したらもっと高くなってしまうかもしれません」と、店長さん。イヴァンカは父ドナルドの新政権移行チームの構成員でもあり、ファッションブランドから撤退するという説もあります。
しかし、イヴァンカ・トランプの公式サイトを見ると彼女がブランドの象徴で、カリスマ的な存在であることは変わっていないようです。
イヴァンカ・トランプのブランドのポリシーというかハッシュタグは「 #WomenWhoWork」。彼女と同じ、働く母親がターゲットです。イヴァンカの母親のイヴァナ・トランプも全てを持っていた女性でした(後に離婚しましたが……)。
『トランプ自伝』(ちくま文庫)によると、
「イヴァナほど能率的に物事をこなす人はあまりいないだろう。彼女は三人の子供を育てるかたわら、私たちの三軒の家をとりしきっている」
「その他に現在は約四千人の従業員がいるトランプ・キャッスルの経営も手がけている」
という、人並みはずれたバイタリティの持ち主。負けず嫌いで仕事ができる母イヴァナと、「ねらいを高く定め、求めるものを手に入れるまで、押して押して押しまくる」(同書より)がモットーの父ドナルドの資質を受け継いだイヴァンカ。