そうできたらそれは「夫婦」?
なんの後腐れもなく別れられる関係は「知人」です
作家 赤坂真理
1964年、東京都生まれ。著書に『ヴァイブレータ』『モテたい理由』など。趣味はバイクでトコトコ走る。愛読誌は武道・武術誌「月刊秘伝」。
作家 赤坂真理
1964年、東京都生まれ。著書に『ヴァイブレータ』『モテたい理由』など。趣味はバイクでトコトコ走る。愛読誌は武道・武術誌「月刊秘伝」。
これ、真面目に相談していないでしょう? よくある男の願望を、ちょいと言ってみました、ってところですよね、きっと? いや男の願望だから悪いなどと言いません、女のアホな願望も妄想もいやというほど知っています。この願望は、両性にそれぞれのかたちで存在している気がします。
男側はブルーズの歌詞によくあらわれたりします。所帯持ちの男が分岐路をいつも右に行く、が、一度は左に行き、それっきり放浪の身になりたい、というような。渇き、と言ってもいい。私の好きなブルース・スプリングスティーンの歌“Hungry Heart”も、そんな歌です。「ボルティモアに女房と子供がいる。ある日車で出かけて二度と帰らなかった」。
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