なぜ自分は躊躇するのか 書き出してみる
それでは3人の決定権者の特徴と対策を紹介したいと思います。
【1:理性のレベル 頭に聴く】
A案とB案どっちにしようか、どちらも捨て難い……。私も仕事上で何か判断を迫られるときは、躊躇することはしばしばあります。決断リスクが伴うので、それは自然ことだといえます。
このとき、合理的に決められる案件であれば、紙にA案・B案ぞれぞれの長所短所などを書く習慣をおすすめします。
冷静に俯瞰して物事を見るために方眼ノートのようなものに殴り書きでもいいので、頭の中にある「迷い」をそのまま書いてみましょう。
・迷っていること、躊躇していることをすべて書き出してみる
・上記を前に進めるための次の作業を考える
・A案とB案のメリット・デメリットを書き出す
・自分の判断基準を5つ書き出してみる
・案に総合点数をつけてみる。数値化すると思考が明確になっていく
ただ頭の中でモヤモヤ考えているよりも、混沌としたものを紙に書き出して見える化して1つ1つを精密に分析して考える方が、結果的にいい結論となるのではないでしょうか。困ったら紙に書く。紙の上で考える習慣を身につけてみてください。