外資系企業からやってきたコンサルタント系上司や合併先の上司、政府の「女性の活躍推進策」で下駄を履かされた女性上司……。もう何がきても怖くない、部下の心得と対策を伝授しよう。

【バブル生き残り組上司】昔話も聞き流し、一歩下がってプライドを尊重

吉田兼好は『徒然草』で「何事も、古き世のみぞ慕わしき。今様はむげにいやしくこそなりゆくめれ」と記している。端的に言えば「昔はよかったなぁ」ということ。「バブル生き残り組」上司にありがちな傾向といえる。

そうした昔話に浸る上司に対し、「今言っても仕方ないでしょう」と否定しても始まらない。バブル世代にとってのある種の価値観なのだから、そのプライドを尊重してあげたほうがいい。

(小澤啓司=構成 永井浩=撮影)
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