年収や家族構成によって陥りやすい「支出の罠」があるので、年収が高いからといって油断はできない。ファイナンシャルプランナーが教える「理想の家計バランス」をもとに、年代別「ダメ家計簿」にテコ入れしていこう。
子どもを甘やかして貯蓄チャンスを逃すな
しっかり貯蓄できる人生のラストチャンスは、親の介護の時期と重なりやすい。この家庭も例にもれず、遠方の親元へ毎週介護に通っている。さらに、私立大学に通う子どもの教育費がボディブローのように効いて、貯蓄のチャンスが一気にピンチに。
「親の懐に余裕があれば、介護のための交通費や介護用品の費用はきちんと実費をもらいましょう。『子どもだからやって当たり前』という考え方は非常に尊いのですが、その頑張りがいざ遺産分配の段になって反映されるとは限りません」
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