数値目標にはユルい目標もつけないとダメ

目標というと1点に絞り、「それに向けてしゃにむに頑張る」と考えがちですが、ここで1年の目標として設定するときに大切なことは「自分の理想を言葉にする」ということです。

高尚なものでなくていいです。1年の目標が「楽しむ」ということでもいいのです。

「結果目標」だけだと、本当は楽しいことをやっているのに結果だけに囚われてプロセスを味わえないことはたくさんあります。

本来、楽しむために始めた趣味がいつの間にか他人と比べて、「うまくならなきゃ」という目標にすり替わって「楽しくない」という本末転倒になるケースは少なくありません。それにより、せっかく続いていた習慣をやめてしまうかもしれません。それはとても不幸なことです。

だから、「結果目標」「状態目標」のどちらか1つではなく、両方を設定することをおすすめします。両方を設定することでとてもバランスが良い理想が描くことができ、1年間通してみても、また365日の日々においても「小さな幸せ」を感じられると私は思います。

話はこれでおしまいではありません。

「結果目標」「状態目標」を立てたとしても、具体性がないために、絵に描いた餅になってしまう、結局年末に振り返ると何も実現していないことは多々あります。

そこで、3つ目に立てて頂きたいのが「行動目標」です。例えば、ダイエットするために、まずは毎朝20分歩いてみよう。白米の量を3分の2にしてみよう。「結果目標」「状態目標」と違って、「行動目標」はコントロールできます。