神戸大学大学院経営学研究科の金井壽宏教授は、ミドル期の人は働き始めたときのことを振り返り、自分がこの会社に入社したことは、どんな意味があったのかと、じっくり見つめ直すことを勧める。

「実際は他の会社に採用されなかったからでも、あとづけでかまわないから、仕事をしてみてどんな意味があったかを見直してみることです。人は仕事を通じて発達し続けるし、会社はその意味で働く人が継続して発達していく舞台であり、学校でもあるのです」