権限を強化してもトップには逆らえない
歴代3社長の辞任に発展した東芝の不適切会計問題。監査の仕組みが幾重にもはりめぐらされていたのに、なぜ発見が遅れたのだろうか。
不正のチェックに関して強い権限と責任を持つのが監査役だ(東芝は委員会設置会社なので監査委員)。監査役は会社法で定められた機関で、株主に対して取締役の職務執行をチェックする責任を負う。権限は強力で、違法行為を見つければ、取締役会で承認されていることでも、その行為を差し止めることが可能だ。
こちらは会員限定記事です。
無料会員にご登録頂くと、会員限定サービスをご利用いただけます。
30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
約5万本の全ての記事が閲覧可能
記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
会員限定イベントにご招待