訪問時の入室

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訪問時の入室
▼三流は……
ドアを開けながら挨拶する

無意識のうちに失敗してしまうのが、この入室に際しての挨拶である。自分が顧客の立場になって考えてみてほしい。いくら挨拶をしているからといって、ずけずけと家の中に入ってこられたら反感を覚えるだろう。それに、ドアを開けるということと、挨拶という2つの動作を同時に行うということは、「何かのついで」を意味しているのだ。お客さまにはだらしなく映ってしまうだけなので要注意である。

▼一流は……
きちっと立ち止まって挨拶

ドア開けと、挨拶を一つひとつ分けることで、顧客の目には折り目正しい、きちっとした所作に映るようになり、一目で好印象を与えることができる。挨拶した後は両手ないしは右手で丁寧にドアを閉める。それから振り向いて一礼をして、顧客のところへ歩み寄っていけば挨拶のマナーとしては完璧だ。また、このときに最初の5秒間は笑顔をキープしておくという大原則を守ることも、どうかお忘れなく。