ルール18 「Re:」で件名を変えていいケース
折り返しの「Re:」メールで件名を変えていいのは、メールで「答え」を書きたいときだ。下の事例のように、何かの会議への出欠を聞かれた場合、「Re:3月10日の会議◆出席します」などと相手が本文を読まなくても結論がわかると親切だ。また、「○○をお送りしました」という件名のメールへの返信なら、「Re:○○をいただきました」「Re:○○、拝受」とするといい。
件名で「答え」を言いたいとき
件名:3月10日の会議について
↓
件名:Re:3月10日●別件アポで欠席します
内容を変えたいとき
件名:10日の会議◆時間変更について
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件名:Re:10日の会議◆時間変更について
↓
件名:Re:10日の会議◆会議のテーマについて
ルール19 「Re:」で相手の名前を残したままの返信はNG
件名の末尾に送信者の名前が付けられているメールに返信する場合、その名前をそのまま送り返すのは失礼。突き返された気持ちになってしまうのだ。下の事例のように、自分の名前に書き換えるなどの対処をするのがルールである。
件名:3月10日の打ち合わせの件(山田花子)
↓
× 件名:Re:3月10日の打ち合わせの件(山田花子)
○ 件名:Re:3月10日の打ち合わせの件(○○○○)←※自分の名前を記載
ルール20 絵文字・顔文字は使わない
顔文字や絵文字は使わないのが基本だ。特に謝罪などで使うと誤解を生んでしまう。ただ、相手が絵文字を使う場合、付き合って使ったほうがコミュニケーションはスムーズになる。
杉山 美奈子(すぎやま・みなこ)
コミュニケーション・インストラクター、キャリアカウンセラー。『暮らしの絵本 話し方のマナーとコツ』『ビジネスメールの作法と新常識』など著書多数。
コミュニケーション・インストラクター、キャリアカウンセラー。『暮らしの絵本 話し方のマナーとコツ』『ビジネスメールの作法と新常識』など著書多数。