これだけは押さえたい「スーツのルール」
▼Vゾーンのバランスはとれていますか?
写真のように、ゴージライン(A)がシャツの襟の中間にくるようにするとバランスが良い。さらに、「ジャケットのラペルの幅」(B)と「シャツの襟の幅」(C)、「ネクタイの大剣の幅」(D)の3つの幅を合わせると安定して見える。
▼ネクタイの結び目が緩んでいませんか?
シャツの第一ボタンはきちんと留めることが基本。そのうえで、ネック周りに指が3 本以上入るシャツはサイズが大きい証拠。また写真のように、ネクタイの結び目が緩いとだらしなく見えるので要注意。
▼小物に気遣いが宿っていますか?
カバンは自立するレザーカバン、ベルトはシンプルで洗練されたものを選びたい。靴下はナイロンソックスよりも綿混。3足1000円は避けて、多少は投資したいところ。
▼「残念な靴」を履いていませんか?
磨かれていない靴、スニーカーは完全にアウト。ローファーもカジュアルなのでスーツとのバランスが悪い。こだわりの強すぎるおしゃれ靴も、“一人よがり”を露呈することに。ストレートチップかプレーントゥの黒を選べば間違いなし。
竹内 一郎(たけうち・いちろう)
劇作家・演出家
1956年、福岡県生まれ。横浜国立大卒。博士(比較社会文化)。さいふうめい名義で『哲也 雀聖と呼ばれた男』の原案を担当、講談社漫画賞を受賞。著書に『人は見た目が9割』など。
政近 準子(まさちか・じゅんこ)
パーソナルスタイリスト創始者
1965年、広島県生まれ。大手アパレル企業でデザイナーとして勤務したあと、25歳でイタリアへ移住。帰国後、ファッションレスキュー創業。『「素敵」の法則』『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』など著書多数。
劇作家・演出家
1956年、福岡県生まれ。横浜国立大卒。博士(比較社会文化)。さいふうめい名義で『哲也 雀聖と呼ばれた男』の原案を担当、講談社漫画賞を受賞。著書に『人は見た目が9割』など。
パーソナルスタイリスト創始者
1965年、広島県生まれ。大手アパレル企業でデザイナーとして勤務したあと、25歳でイタリアへ移住。帰国後、ファッションレスキュー創業。『「素敵」の法則』『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』など著書多数。
(向井 渉=撮影)