未確定な予定は、ミニ付せん管理がオススメ

さらに色のルール化の効果を高めるには、未確定の予定は小さな付せんにメモして、月間スケジュール欄の該当する日に貼っておくといいでしょう。未確定の予定と確定の予定が一目瞭然になります。そして、未確定の予定が確定すれば、手帳にメモするのです。これなら、うっかり未確定の予定と確定の予定を間違えることがなくなります。また、未確定の予定を確定させるのを忘れてしまう、といったこともなくせます。

未確定の予定を管理するのに欠かせない「ミニ付せん」。

お勧めなのは、25×7.5mmサイズの赤、青、黄、緑の付せんが入った「ポスト・イット スリム見出しミニ」(3M)です。私の場合、「黄が普通」「青が重要」「赤が注意」「緑がプライベート」として使っています。小さな付せんですので、メモするときは手帳にメモするのと同様、自分がわかる範囲で省略すればいいでしょう。たとえば、「12月22日15時からプレジデント社で打ち合わせ」という仮予定をメモするなら「プレ打15時~」とし、12月の月間スケジュール欄の22日に貼っておけばいいのです。

ただ、出先でもメモできるよう、何種類かの付せんを持ち運ぶ場合、携帯しにくいものです。ミニ付せんの場合、紛失する恐れもあります。この問題は、手帳に差し込んで携帯できる付せんケース「ポスト・イット 手帳用ケース ポータブルシリーズ」(3M)を使うことで解消できます。

使い方は、携帯したい付せんを20枚ほどの束で剥して貼りつけておくだけです。もちろんほかの好みの付せんを貼っておくこともできます。かさばることなく手帳とともに携帯できるため、自分の机以外の場所でも、必要に応じてすぐに付せんが使えるようになります。

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