わが家では4年前からチワワを飼っている。そう、あの消費者金融A社がCMのイメージキャラクターとして登場させ、大人気となった犬だ。人気に火がつくまで30万円だった値段が、一気に50万円にハネ上がったというから、テレビCMの効果に変に感心した。

しかし、愛くるしいチワワのイメージとは裏腹に、消費者金融の現場では20%を超える高利の融資や厳しい取り立てなど社会的な問題が山積していた。そして、昨年1月の最高裁の判決が契機となり、利息制限法の上限金利であった15~20%を超える高利の貸し付けを厳しく制限する方向に一気に傾いた。

特に最近話題になっているのが、利息制限法の金利(15~20%)と出資法の金利(29.2%)の間にある最大14.2%もの金利差、いわゆる「グレーゾーン金利」である。法令違反として、借り手から相次いで返還の請求が行われている。消費者金融大手四社の2007年3月期における過払い金額の返還額は、合計で240億円に達したともいう。

(ライヴ・アート=図版作成)