減少する若年労働力人口、増える人件費、閉まる店舗……アベノミクスによって売り上げは上がったものの、どこにもいないアルバイト。外食産業にとって死活的な問題をどう乗り越えるべきか。

「去年ぐらいからどんどん人手が足りなくなるのを実感した」

そう語るのは東京都内の牛丼チェーン「すき家」で8年間働いた青年だ。彼は2014年1月にバイトを辞めた。彼が働き始めた06年の秋、店舗によっては抱えるバイトが多く、思うように働けない場合もあったという。仕事に慣れてくると近隣の店にもヘルプとして出向くようになり、多くの店で夜勤を経験した。