また、幼児の通信教育は親が関わらないと効果がない。テキストが送られたままになっている状態ならやめたほうがいい。食費については、割高な食材を買うのを控え、レシピ本などを見て手作りを原則にすれば1万円程度は削減できる。一方、生命保険がゼロなのは何かあったときに危険。掛け金が1人当たり月2000円程度ですむ共済ぐらいは夫婦とも加入しておこう。

さらに、妻が資格を生かして仕事を再開できればベスト。収入が増えれば、教育資金を積み立てる余裕ができる。子どもが小さいときは貯金のチャンス。今のうちに、貯金できる体制を確立したい。

●福井家はここが優秀!

・同居で浮いた家賃分をつもり貯金
・通勤用の車は中古の軽自動車で経費削減
・同居のメリットを生かして食費などを折半

●大宮家はここを改善!

・家賃負担が大きいので公営住宅などを探す
・割高食材はやめて料理はイチから作る
・妻が仕事を再開すればママ友とも縁が切れる

(編集・構成=有山典子)
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