経営者や成功者はどんな手帳を使っているのか。文房具ソムリエの石津ヒロシさんは「どうしても持ち歩きやすいコンパクトな手帳を選んでしまいがちだが、それが自分に合った手帳に出会えない原因なのかもしれない。手帳を使っている達成感や充実感を大切にしたほうがいい」という――。
※本稿は、石津ヒロシ『文房具ソムリエの手帳時間』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
多くの経営者・成功者が手帳に投資する理由
私は手帳を30年以上販売し続けていますが、経営者や成功者の方は手書きの手帳を愛用されていて、手帳へのこだわりが強い方が多いです。
ペンにもこだわりがあり、万年筆の愛用者は多いですし、ボールペンも高級なアイテムを持たれている方が多いです。
思い入れがあるペンを使われている方も多く、よくペンのストーリーをお客様から聞かせていただきました。
たとえば「社長にいただいたボールペンを大事に使っているんだよ」「父の愛用していた万年筆をメンテナンスしながら使っている」ということはよく聞きます。
手帳の紙にもこだわる方が多いです。ですから、各ブランドもユーザーのニーズに応えるべく、こだわりの紙を使用しています。
そのため、ノートと比べると割高に感じますが、経営者や成功者の方々は気にせず買います。手帳は自分への投資と位置づけているのです。
世界で活躍している成功者でも、ヴァージングループの創業者リチャード・ブランソンさんは、つねにアイデアやタスクを手帳に記録することで、重要なアイデアを忘れないようにしているそうです。これが実行可能な目標に役立つと言っています。
世界的なライフコーチのトニー・ロビンズさんも、日々の目標や計画を細かく記録するために手帳を活用しています。目標達成や具体的な行動計画を立てるのに役立っているそうです。

