政治系コンテンツが“台風の目”

コメント投稿との関係では、いずれかのチャンネルを見たことがある人のグループでは、約19.9%の人が「定期的にコメントしている人」に該当しました。これは、「定期的にコメントしている人」の約70%に該当します。

なお見たことがない人のグループでは、「定期的にコメントしている人」の割合は4.6%にとどまります(図表7)。

つまりこういうことが言えそうです。

近年急速に台頭している政治経済・ビジネス系有名チャンネルは、若年層ネットユーザの4人に1人以上が少なくとも見たことはある。そのうち5人に1人は定期的に政治的・社会的なコメントをオンライン上でしている。

これは、「定期的にコメントしている人」全体の約7割に該当する。政治系コンテンツが台風の目になって、オンライン上の政治コミュニケーションが活性化していることがうかがえます。

2025年参院選挙での動向

続いて、2025年参院選挙期間中の動向についても数字の確認を行って、上記の知見が頑健かどうか確認を行いたいと思います。

谷原つかさ『フィードの中の民主主義 SNS時代の世論と情報の届き方』(朝日新書)
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参院選の選挙期間中、「2週間に1回程度」以上コメントした人の割合はサンプル1500名中約9.3%でした。そのうち約61.2%以上の人が、有名チャンネルのうちいずれかを選挙期間中に少しでも見たと回答しました。

逆側から見ると、有名チャンネルのうちいずれかを選挙期間中に少しでも見たと回答した人のうち、オンライン上にコメントした人は約24.9%で、見ていない人のグループではコメント経験がある人の割合は約4.7%でした。

やはり政治系コンテンツをめぐって政治コミュニケーションが活性化しているようです。

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