山頂付近で雷に打たれた男性が滑落
高尾山は一年を通して登山者や観光客で賑わうが、最も人が集中するのは10~12月の秋口から初冬にかけてで、とくに芋を洗うかのような人出となる紅葉の時期には事故も多い。
また、近年は夏場に脱水症や熱中症にかかって救助を要請してくるケースも少なくない。以下、こちらで把握できたいくつかの遭難事例について、概要を記しておく。
●2008年8月9日/「高尾山の山頂付近で男性が滑落している」との通報があり、消防の救助隊が出動し、病院へ搬送された。救助された男性は右手や両足に火傷を負っており、「なにが起きたのかわからないまま飛ばされた」と話した。現場の状況から落雷に打たれたものとみられている。命に別状はなかった。
●2012年4月15日/50代の男性が下山途中で転倒し、左頬を打撲するなどのケガを負い、東京消防庁のヘリで緊急搬送された。男性は山頂で酒を飲んで酔っ払っていたという。
●2015年12月23日/4号路を下山していた登山者が、崖下30メートルほどの倒木の上に、人間が倒れているのを発見し、ビジターセンターに通報。その後、出動した救助隊員が男性の遺体を確認した。男性は60代で登山道から滑落したものとみられる。警察の話によると、即死ではなくしばらくは生存していたとのこと。
●2012年4月15日/50代の男性が下山途中で転倒し、左頬を打撲するなどのケガを負い、東京消防庁のヘリで緊急搬送された。男性は山頂で酒を飲んで酔っ払っていたという。
●2015年12月23日/4号路を下山していた登山者が、崖下30メートルほどの倒木の上に、人間が倒れているのを発見し、ビジターセンターに通報。その後、出動した救助隊員が男性の遺体を確認した。男性は60代で登山道から滑落したものとみられる。警察の話によると、即死ではなくしばらくは生存していたとのこと。
9歳の女の子が足を滑らせて30メートル滑落
●2017年1月1日/6号路で70代男性が急斜面を約70メートル滑落し、立木に引っ掛かった。救助隊が出動して現場に到着したときには意識があり話すこともできたが、担架に収容して斜面から引き上げたところで容態が急変。その後、死亡が確認された。
●2017年5月20日/高尾山を登るイベントに参加していた9歳の女の子が、登山者とすれ違うために登山道の脇に寄った際に、枯れ葉に足を滑らせて約30メートル滑落。通報から2時間後に救助隊によって救助された。幸い軽傷ですんだ。
●2020年7月12日/54歳男性がトレイルランニング中に、6号路から1号路へつながる登山道の途中で滑落して死亡。
●2017年5月20日/高尾山を登るイベントに参加していた9歳の女の子が、登山者とすれ違うために登山道の脇に寄った際に、枯れ葉に足を滑らせて約30メートル滑落。通報から2時間後に救助隊によって救助された。幸い軽傷ですんだ。
●2020年7月12日/54歳男性がトレイルランニング中に、6号路から1号路へつながる登山道の途中で滑落して死亡。
なお、2025年秋には東北地方を中心に各地でクマによる人的被害や目撃情報が急増したが、高尾山周辺もクマの生息域とされ、これまでに目撃情報も寄せられている。
今のところ人的被害は発生していないが、クマが生息している以上、安全が100パーセント保証されるわけではない。万一に備えた対策は必要不可欠である。

