その大学病院が特に冷たいわけではない。大阪・関西万博の前年、がん撲滅を謳ったイベントに登壇した大腸がんの名医も、「先生が有望と考える先進医療を教えてほしい。標準治療がないのは知っています」という会場からの質問に「腹膜播種は治療法がありません」と、あっさり回答していた。
希望を持たせるのはよくないとでも思っているかのようだった。
このように日本では、腹膜播種が見つかった時点で「もうできることはありません」と告げられるケースが今も少なくない。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
