1週間かけて大掃除や模様がえをしてみる

家事は「日常のひとコマ」ですが、脳番地にとっては決してささやかなことではありません。家事は脳番地の全てが活躍できる「ステージ」なのです。

書影
加藤俊徳『80代でも若返る脳』(新星出版社)

私自身、以前に舞台に役者として出演したことがありました。監督、照明や音声スタッフ、演者、そしてお客さん。大勢でステージをつくり上げる喜びに魅了されたものです。

脳番地という8人の役者のために、ときには1週間くらいかけて「大掃除」や「模様がえ」といった派手なステージを用意してあげましょう。

大掃除は「家まるごと」が対象です。

大掃除の対象部分の一覧表をつくっておくと漏れがありません。以下に項目例を掲載していますので、適宜、項目を追加・削除して使用するといいでしょう。

【図表1】大掃除する場所の例
出典=加藤俊徳『80代でも若返る脳』(新星出版社)

計画を立て一覧を作成するときは記憶系、視覚系、思考系、伝達系が鍛えられ、きれいになった家を思い浮かべれば感情系が働きます。

部屋の模様がえをするときは、現在と変更後の家具の配置図を起こしましょう。この作業では部屋の広さ、家具の形状などの空間把握が必要となり、理解系が活躍します。

家具を動かす順番を考慮し手際よく進めるのは思考系が鍛えられます。

締切と計画はセット

「1週間」と書いてはいますが、大掃除も模様がえも「1週間以内で必ず終わらせる」という意味ではありません。「1週間単位で取り組む」と考えてください。

作業が1週間で収まらないときは次の1週間を使えばいいのです。

締切と計画はセットです。「締切」という枠があるからこそ、そのなかに、なにをどのように配置したらいいのか計画でき、作業ができる。それがトレーニングになるのです。

続けるコツ

・「脳番地を喜ばせよう」という気持ちが大事

・始める前に計画を立てる

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