今後も上がる銘柄は?
それでは、各銘柄をあらためて紹介、その株価の推移、そして現状と将来の動向についてみていきましょう。
●三菱HCキャピタル(8593)
株価 1426円(+40.91%)
配当利回り 3.16%
PER 12.80倍
PBR 1.07倍
三菱UFJグループのリース会社で、業界首位。
高い収益率を誇り、環境エネルギーや不動産事業なども手掛け、安定した利益(配当金)を出しています。国内屈指の連続増配銘柄としても有名で、2026年3月期で27期連続増配となっていて、2027年3月期も増配予定です。
そんな増配を背景に、この1年間で株価は約40%上昇したとはいえ、それでも配当利回りは3%を超える水準をキープしており、まだまだ投資妙味はあります。また、PER、PBRの水準も決して割高ではないと言えるでしょう。
●エスリード(8877)
株価 5170円(+17.63%)
配当利回り 4.64%
PER 6.94倍
PBR 0.98倍
関西を中心に分譲マンションを供給するデベロッパーで、近畿圏内での供給戸数はトップ級。
株価は今年2月末に7560円の高値を付けましたが(その時点での上昇率は約72%)、そこから下落基調となっていて、現在は17%程度の上昇にとどまっています。
現在、資材不足の不安等もあり、住宅関連銘柄には手を出しにくいかもしれませんが、1年前とさほど変わらない4%半ばと高水準の配当利回りと、割安なPER、PBRから、長期保有スタンスでは大いに狙い目かもしれません。
あと、カタログギフト3000円相当の株主優待があることも、長期保有スタンスにとっては、大きな後押しでしょう。
●みずほフィナンシャルグループ(8411)
株価 6912円(+87.32%)
配当利回り 2.10%
PER 15.24倍
PBR 1.53倍
三大メガバンクの一角で、日本を代表する銀行。
国内金利上昇の追い風もあり、株価はこの1年間で90%近く上昇、相場全体を大きく上回る上昇率をマークしましたが、その分、配当利回りは大きく下落し、1年前には約4%あった配当利回りは、現在、約2%となっています。
しかし、配当方針には「累進的な増配」を掲げており、実際、好調な業績を背景に、ここ数年は増配が続いていることから、今後の増配ペースによっては、配当利回りは上昇する可能性は十分あります。
そして現在、金利・物価上昇という大きな経済の転換点にあり、そのような長期的な視点から見れば、20年前につけた株価1万円も視野に入ってくることが期待できます。

