あらゆるメディアとの橋渡し役に

ほんの少し前までTwitterは「140文字のテキストだけを伝えるサービス」、そんな風に思っていた人も少なくはないだろう。今回のイベントでは大きく成長した姿を確認することができた。

何かをしながらでも手軽に呟けるメディアという特性に加え、マーケティング機能が強化されたことによって、Twitterはあらゆるメディアの橋渡し役として利便性の高いプラットフォームへ成長していくのではないか。

シンプルであるが故に、何かを取り入れることも容易なのかもしれない。Twitterはまだまだ進化する、そんなことを感じたイベントだった。

ITビジネスアナリスト 大元隆志(おおもと・たかし)●1974年生まれのITビジネスアナリスト。99年、伊藤忠テクノソリューションズ(現)入社。以来14年間、通信事業者のインフラ設計、提案、企画を担当。現在は主にSDN/NFV市場調査を担当している。多くのIT系メディアに記事を寄稿し、講演も多数こなす。「ITの潮流から時代の変化を読み解く」ことを得意とし、新たなプレイヤーの登場を一早く察知、次の時代に勝つルールを解説する。主な著書として『ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦』『ソーシャルメディア実践の書』など。メディアサイト ASSIOMAを運営。
http://www.assioma.jp
(大元隆志=写真)