病気をしたときは担当医とできるだけいい関係で治療を進めたいもの。患者としてのコミュニケーションのコツを伝授しよう。
尾藤誠司 
東京医療センター教育研修部臨床研修科医長・臨床疫学研究室長。90年、岐阜大学医学部卒。著書に『医師アタマ』などがある。

一昔前までは、入院すると相部屋の患者同士の会話は、医師への謝礼の話で持ちきり……といった話も聞いたことがある。公立の病院では原則禁止されており、いまではさすがに伝説と化しているかもしれないが、実際はどうなのであろうか。

「お金は絶対ダメです」

(アーウィン=撮影)
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