病気をしたときは担当医とできるだけいい関係で治療を進めたいもの。患者としてのコミュニケーションのコツを伝授しよう。
岡本左和子
米国ジョンズ・ホプキンス病院でペイシェント・アドボケートとして勤務。東京医科歯科大学で医療コミュニケーション研究を行う。NPO法人架け橋の理事。

インフォームド・コンセントが叫ばれる時代、医療コミュニケーションの重要性が認識されてきた。不満や疑問があったら、担当医と積極的にコミュニケーションをはかり、納得いくまで説明を受ける。これはベストな治療を受けるためには欠かせないことである。

診察室に初対面の医師が座っている。どんな医師だろうか、丁寧に話を聞いてくれるだろうか、的確な診断をしてくれるだろうか。少々の緊張感もあるだろう。さて、まずはどうする?

アメリカで患者と医師間をつなぐ「ペイシェント・アドボケート」として活躍していた岡本左和子さんは、「『こんにちは』『○○といいます』くらいはいいたいもの。名前は医療安全面からもフルネームを名乗ったほうがいいでしょう」と話す。