国によって異なる会計のルールを統一しようというIFRS(国際会計基準)――。日本では2009年にIFRSの任意適用を認め、12年をメドに強制適用の是非を判断すると表明していた。

しかし、米国がIFRSの強制適用を延期したのに続き、日本も判断を先送りした。そして今度は新たに「日本版IFRS」の作成に着手して、15年3月期にも使用可能になる見通しという。