時代を変えた世紀の「出産」

そこで紀子妃が懐妊したという報道がなされた。それによって皇室典範改正の動きは止まった。男子が生まれるかどうかわからないにもかかわらず、である。男子であることは、悠仁親王が生まれるまで明らかにはされなかった。

事前に、部分前置胎盤と診断され、帝王切開による分娩になることが発表されていた。それでも無事出産にこぎ着け、父親である秋篠宮以来41年ぶりに皇室に男子が誕生した。これで、皇室典範の改正は完全に見送られた。

自らの出産が時代を動かし、変えていく。紀子妃がその間、いったいどういう心境だったのか、一般の国民には想像もできないが、それは紀子妃自身をも大きく変えていくのである。