世界を知れるアプリの名前

国内の狭い世界で小さいマーケット争いに終始するのではなく、より広い世界で自分の働き方を模索することが、この時代を生き抜く本当の働き方です。

「ハードルが高すぎる」と思った人は、もうすでに時代の流れに乗り遅れているといえます。言葉の壁ですらAIを活用すれば簡単にクリアできるのです。だからこそ、今こそ可動域を広げて世界のマーケットで勝負するべきなのです。

世界を知る手掛かりとして僕がおすすめしたいのが、Spotifyやポッドキャストです。グローバルトップ10では世界の流行曲がわかります。最新のAI研究がわかるレックス・フリードマンのトークを聴けば、まだ日本には入ってきていない有益なAI情報を手に入れることができます。両方とも基本無料です。

こんなふうに、誰よりも先取りしたトレンドを押さえておくだけでも、可動域を広げるいいトレーニングになるはずです。

iPhone の画面上のアプリ
写真=iStock.com/stockcam
※写真はイメージです

ドイツでベストセラーになった本

日本という枠組みの中で勝負することからいったん離れてみませんか。僕は海外で『ikigai(生きがい)』という本を出しました。これが世界31カ国、29の言語で翻訳出版され、2024年、2025年とドイツで年間ベストセラー第1位になりました。ありがたいことにスイス、ポーランドでも1位になっているそうです。

茂木健一郎『「超」すぐやる脳のつくり方』(三笠書房)
茂木健一郎『「超」すぐやる脳のつくり方』(三笠書房)

聞いた話によると、ドイツで放送されている人気ドラマ(日本の『相棒』に相当するような刑事ドラマ)で、犯人がこの『生きがい』を読んで反省するというシーンがあって、それで火がついたようです。

これもまた、可動域を広げるという好例です。

大谷翔平選手にしてもメジャーリーグに行って可動域が大きく広がったわけです。さらにいえば、今年はサッカーのワールドカップが開催されますが、日本サッカーがこれほど強くなったのも多くの代表選手が海外でプレーするようになって可動域が広がったからだと私は思うのです。

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