なんでもしてあげるのは甘やかし

もう少し大きくなった子どもも、親が自分の要求を受け入れてくれるかどうかで愛情を測ろうとします。それに対し、「いつも子どもの言いなりになる」「何でもやってあげる」「なんでも買ってあげる」のは明確な「甘やかし」で、わがままな子どもになってしまいます。

学校や社会では、「なんでも自分の思い通りになる」なんてことはありません。子どもの成長のために、「我慢を教える」「できるように励まして、自分でやらせる」ことこそ「愛情」なのです。

愛情と甘やかしを混同しないように。かわいがるべきときはかわいがる、叱るときは叱るというように、メリハリをつけましょう。

息子を叱る父親のシルエット
写真=iStock.com/kieferpix
※写真はイメージです

「愛情と甘やかしの区別がつけづらい」という方は、お子さんに接する際に、次のポイントを意識するようにしてください。

《正しい親子関係を築く7つのポイント》
ポイント1:子どもの顔色を見ない
ポイント2:子どもと議論しない
ポイント3:子どもを尊重しすぎない
ポイント4:家庭のボスは親、子どもの奴隷にならない
ポイント5:好ましくない振る舞いは、見なかったことにする
ポイント6:毅然とした態度で、親の本気度を伝える
ポイント7:過保護・過干渉はやめる

ここでは上の3つを解説します。

親のおどおどした態度が余計に不安を煽る

○ポイント1:子どもの顔色を見ない

不登校になると、どの親も子どもの顔色を見るようになり、腫れ物に触るように接するようになります。

しかし、それでは逆効果。不登校になったからといって、子どもの顔色を見て態度を変えるのではなく、いつもと同じ態度で何事もなかったようにデンとかまえてください。そうすることで子どもの不安は軽減されます。

また、暴力が出ていたりすると、それが怖くて子どもに気を遣うようになる方もいらっしゃいますが、それは逆効果です。

子どもは親のおどおどした態度で余計に不安になったり、腹が立ったりするものです。子どもがどんな状況であっても、慌てず、騒がず、冷静に、何事もなかったようにデンとかまえて、明るい態度を心がけてください。