生成AIを使いこなしている人の「技」

「生成AIで業務を効率化するはずが、思ったようなアウトプットが返ってこない」――そんな経験がある人には、第8位の『生成AI「戦力化」の教科書』をおすすめします。

松本勇気『生成AI「戦力化」の教科書』(日経BP)
松本勇気『生成AI「戦力化」の教科書』(日経BP)

著者の松本勇気さんは、GunosyやDMM.comでCTOを歴任し、現在はLayerXの代表取締役CTOとして、フィンテックとAI・LLM事業の最前線を率いてきました。本書は、現場で生成AIを「戦力」にしてきた実践知の集大成です。

松本さんは生成AIを「物知りでタフで賢い新入社員」にたとえます。どれほど優秀な新入社員でも、会社固有の知識や仕事の進め方を理解しなければ、本来の力は発揮できません。生成AIも同様で、インプット不足が成果を阻んでいるのだと指摘します。

その前提のもと、本書では、生成AIで業務を効率化するために「自社ならではの知識財産とその探し方」と「これまで積み重ねてきた方法論」を学ばせる「AIオンボーディング」のノウハウが解説されています。

本書を読めば、「生成AI=使えない」と思い込んでいた理由が理解できるでしょう。本書を片手に、生成AIを、自社の競争力を高める「戦力」へと変えてみてはいかがでしょうか。

今月も、朝活から断捨離、生成AIまで、幅広いジャンルの本がランクインしました。また、先月第12位だった2023年4月刊の『頭のいい人が話す前に考えていること』が第11位と、依然として多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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