「公明票パワー」は立憲勢力に届くのか

創価学会において、この選挙の際のF取りは非常に重要な活動だと位置づけられている。

学会に絶対のカリスマとして君臨した名誉会長・池田大作(2023年没)の存命時には、「池田先生のために」とフル回転し、1人で50票、100票といった数のF取りを行う名物学会員も珍しくなかったという。永田町であらゆる政治家たちが一目置く「公明票」のパワーとは、そうやって形成されてきたものであるのだ。

ところで公明党は昨年10月に、自民党との連立政権から離脱する。そして今年1月16日、公明党は立憲民主党と話し合ってその党組織を解消し、「中道改革連合」という新党をつくって2月の衆議院議員総選挙に挑むこととなった(参議院と地方議会では公明党、立憲民主党ともに存続する)。この衝撃的なニュースに、政界が騒然となったのは周知のとおりだ。