脳内で進行する「何か」の正体
よく知られているように、多くの夢――とくにストーリーや感情を伴った夢――はレム睡眠中に見られる。
レム睡眠では、脳の活動は覚醒時に近いほど、あるいは覚醒時を上回るほどに活発となり、視覚野や情動系が強く反応している。眼球は急速に動き、筋肉は弛緩し、外から見る限りは静止しているのに、脳内では「何か」が進行している。
脳機能画像解析研究などにより、とくに扁桃体、海馬、視覚連合野、そして橋被蓋(レム睡眠を駆動する脳幹部)といった部位が強く反応していることがわかっている。
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