ゾッとする日本の証券営業

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価格推移

恐らく世界の金持ちのなかでもトップテンに入ってくるであろう投資家のジム・ロジャーズさん。彼も以前から一貫して金への投資に積極的です。イラン・イスラエル問題もありますし、ユーロだって本当に崩壊してしまうかもしれない。これから世界がどうなっていくか見極めができない状況下では、金以上の投資先はないと思います。つまり金がいいということではなく、金以外に魅力的な投資先がないといったほうが正確な表現かもしれません。

世界のお金持ちは、自分がどこの国で生活するか考えたうえで、当然通貨も使い分けています。ドルなのか、ユーロなのか、円なのか。10年、20年、自分が死ぬまでに必要なキャッシュというのをしっかりと持っているんです。その最低ライン以上の資産というものを、じゃあ一体これからどうしようか、と考えたとき、それに相当する部分は金だと、現在の世界のお金持ちたちは考えているんです。

世界の歴史を振り返ると、必ずバブルが起き、いずれそのバブルが崩壊して、デフレになります。ではデフレになったあと何が起こるかというと、戦争です。究極の公共投資である戦争で、過剰な供給施設はすべて破壊されます。供給過剰で起こるデフレの、その過剰部分が物理的に破壊されることによって、ようやくそこで次の経済の回転というものが始まる。そういったことを自然淘汰のような形で、世界の歴史は繰り返してきました。

しかし、生産設備を破壊し合うような戦争を現代の民主主義国の間でやろうとは思ってもいませんし、できません。そうやって考えたとき、現代というものは、世界の歴史が経験したことのないような、極めて難しい状況になってしまっているということなのです。政治においても、財政においても、金融においても、お手上げの状態。そんな状態でリスクは取れません。世界のお金持ちはそこのところをよくわかっていますね。ですから、今1番安心して投資家たちが資産運用できるのが、金なのです。