初めて「エントリーシート」を導入した企業

企業の人事担当者が悩むのは、皮肉なことに学生の画一化である。各社、多様性を実現するために、様々な採用ルート、コースをわけている。

「一芸採用」のような、様々な才能や実績を評価するような採用ルートや、学校名や学部名を問わない採用活動、合宿型でその人物を深く吟味する採用などを行ってきた。素の自分を表現してもらうために、ごく普通の大学生活の写真や、動画を評価する企業もある。

現在では、就活の煩雑化、肥大化の象徴とされるエントリーシートも、もともとは1991年卒の採用活動で、ソニーが学校名・学部名を問わない採用を実施し、その人物を深く味わい、評価するために導入したものだった。