理想と現実のバランス

とても高価でありながら、どこにもブランドのロゴがない普段着。何年でも大切に着てほしい服。これは丁寧に手入れをすれば親から子へ、あるいはその孫の代まで着ることができる和服の思想と一緒です。

着物、浴衣柄の色とりどりの日本の伝統衣装の接写
写真=iStock.com/nedikusnedijp
和服に通じる思想

高価ではあっても「着捨てる」という側面を、考え方を、捨ててしまったのです。つまり、フローではなくストックとして、資産として受け継ぐことを秘めた服。

ブランドのプロダクトとしてのコンセプトは「ジェントル・ラグジュアリー」。基本は「日常に寄り添った服」であり「自然と共生する服」です。色の名前も、たとえばハーブや野菜の名前が付いていたりします。