ピンチはチャンス、引っ越しで研究が進んだ
そんなときに「うちに来て研究をしないか」というお話をいただいたのが、京都大学再生医科学研究所でした。そこは当時、日本で唯一、ヒトのES細胞をつくることに成功した研究所でした。ここなら、ヒトのES細胞を使った研究が思う存分できます。
私は研究中の24個の遺伝子を携さえて、京都大学に移ることを決めました。
京都大学の研究所は、それまでいた大学からも近く、一時間ほどあれば行けます。ただ、研究室の引っ越しは、たくさんの器具やマウスなどの動物もすべてもっていかなければなりません。最大の困難はマウスの引っ越しだったのですが、一阪さんが黙々とこなしてくれました。
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