帰省で妻と子は板の間に座らされた

Xでも「九州の田舎ほんとにコレ」という投稿が相次いだドラマ第6話、大分の実家での宴会シーン。ふだんは男だからといって特権を振りかざしたりはしない義父が、親戚の前では典型的な九州男児になってしまうという報告もあった。

食卓を囲む家族
写真=iStock.com/kohei_hara
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「夫の実家は福岡。ご両親は福岡育ちで生粋の九州人。でも夫も義父も台所に自ら立ち、朝から味噌汁を作り、皿を洗い、洗濯物を畳む。すごい! 全然九州男児感が無い! と思っていたが、親戚が一堂に介す時にたまたま帰省のタイミングが被ったことがあり、その際に義父は一変。男と客は上座、夫は義父の隣、義母と義妹は台所に1番近い席、そして私と子ども2人(幼児)は末席の板の間に席を用意された。初めてその光景を目の当たりにした時は『これが噂に聞く……!』と面白半分ショック半分。親戚の手前仕方ない、ここ(夫実家)が本家?とかだから義父が張り切るのも仕方ない、テーブルが長くなっちゃったから板の間にはみ出しただけで他意はない…と色々理解しつつも、末席で話の輪にも入れずチビ2人の世話で自分の食事もままならない状態と、いつもの暖かい義実家ではない雰囲気に、その時は悲しくて泣きそうになってしまった。九州の業は深い……」

ドラマでも勝男の父は床の間のある「上座」、妻子たちは「下座」に分かれて食事していたが、女性は板の間やダイニングに座らされる場合もあるらしい。

「両親が鹿児島出身です。ちょっと昔、親戚の告別式の後、喪主宅に親族が集まり仕出し弁当を食べる流れでした。男性親族だけが席につき、当たり前のように食事を食べ始め、『味噌汁ぐらい(女達が)作れ』との事。慌てて味噌汁を大きな鍋に作り配って飲み物をお酌したり。男性が食べ終わった後に、女性親族はダイニングのテーブルで冷めた仕出し弁当を食べました」


「九州の田舎住みです。本当にさす九ですよ。親族集まりがあると男性は上座、女性子供は下座に分けて座り、男は飲んで食べるだけ。義母は食べていてもチラチラ上座を見ながら足りないものを出す。刺身を食べるのに小出しの醤油が出てないと、まだまだ気が利かないなと言われる始末。こっちは準備でバタバタと動き回っているのにそんな風に言われます。座ってるだけのお前が出せ! と本当に口から出そうになります。だから親族集まり大嫌い」