※本稿は、サンドラ・ヘフェリン『有休取得率100%なのに平均年収が日本の1.7倍! ドイツ人の戦略的休み方』(大和出版)の一部を再編集したものです。
週4日勤務でON‐OFFのメリハリをつける
ドイツ人は「私も休むし、あなたも休む。上司も休むし、部下も休む」という考え方があるため、普段は休暇を取るために仕事をし、上下関係は関係なく有休を取って、休暇中は思いきり「好きなこと」を楽しみます。
「休暇とはギブアンドテイク」と考えるドイツ人女性に、どのように休暇中に「好きなこと」を楽しんでいるかをうかがいました。
10年前から週休3日で、新聞社の子会社のフォト・ライブラリー部門に勤務。
「どんなときが一番仕事に集中できますか?」とユリアさんに聞いたところ、「私は長い間『週休3日』で働いてきているし、心身ともにリラックスしているから、基本的には仕事の日はいつも集中できているわ。平日の夜はなるべく外食しないで家で自炊するようにしているし、ヨガもやっているし、体重は増えないわね。仕事をしている月曜日から木曜日の平日の夜は趣味の予定は入れていなくて、買い物をしたり、友達とゆるく会ったり、映画を観るぐらいね。アクティブな趣味は金土日に集中させるようにしているの」
とメリハリのある生活を送っている様子がうかがえました。
ユリアさんは23時台に寝て、朝は7時に起きる生活で、平均して7時間以上は眠っているとのことですが、「一番よく眠れるのは登山をした日の夜」だと言います。
新鮮な空気の中で体を動かすことがその日のいい眠りになり、翌朝の「元気」と「効率的な仕事」につながるようです。
毎週金土日は休み、仕事のメールも見ない
そんなユリアさんに「週末の過ごし方」について聞いてみました。
ユリアさんは、毎週金曜日にヨガを教えていますが、ヨガが休みの場合は1人で山歩きをすることが多いとのこと。
そして土曜日。ユリアさんは同性愛者ですが、パートナーのリンダさんも登山が好きなので、土曜日は天気がよければ、2人で登山をします。
登山の予定がないときは土曜日に仕事関係の友達と会ってお出かけをしたり、日曜日はパートナーのリンダさんと一緒に映画を観たり、コンサートに行ったりして過ごすのだとか。
「週休3日」によって、ユリアさんはいわば「3日間の週末」があるので、この期間は完全に仕事モードからオフにするようにしています。
このとき、仕事のメールは一切見ません。

