自分の話ばかり押しつけていた営業時代

この経験から、僕も「聞く7割、話す3割」を日常の雑談の基本姿勢とするように意識しました。実際には話している時間が半々のときもありますが、相手の話をまずしっかり聞くことを優先すると、自分が出しゃばりすぎることなく、会話にちょうどいいリズムが生まれます。

若いころ、IT業界の営業として働いていたときは、よくありがちな失敗をしていました。商品やサービスを早く紹介しなければと焦り、自分の話ばかりを押しつけていたのです。たとえば、こんな感じです。