「いい本」の定義が一致していない著者と編集者

「例の件」のように、定義が曖昧な言葉や抽象的な言葉を会話で使う際は、「その言葉に対する認識の違い」が、思わぬすれ違いを招くこともある。

たとえば、私は本の執筆をする場合、編集者と同じ企画を共有し、何度も打ち合わせをしたり、書いた原稿の確認をしたりしながら本の完成を目指していく。

その際に、「合言葉」のように使われるのが、「いい本をつくりましょう」という言葉だ。本づくりを進めていくうえでの「共通のゴール」と言ってもいいかもしれない。