むやみに「否定しない」「説得しない」「反論しない」

一方で、いまがチャンスと、多少無理をしてでも、売上拡大を目指す経営者もいる。その場合は、大規模な広告キャンペーンや割引セールなどを行い、少しでも顧客の商品購入を促進するような施策を打つだろう。

もちろん、最終的には損が出る可能性もあるが、ブランドの認知度アップや市場シェアの拡大ができれば、次につながってくる。「成長しなければ、企業が存続する意味がない」という発想で、規模を追求するような経営者である。