ネトフリ・アマプラの台頭で起きた異変
さらに、この数年で雲行きが変わってきたのは、巷間言われている「テレビ離れ」により、台頭してきたNetflix(ネットフリックス)やAmazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)などのグローバル配信プラットフォーム(SVOD事業者)などに対し、日本側の交渉力が相対的に低下してしまってきたことにあります。大変だ。
これら海外のビッグテックや巨大プラットフォームに対して、個々の制作会社が対等に交渉することは極めて困難であります、だって、10年ぐらい前までアニメしか作ってなかった人が権利窓口で博士号取得とかしてる購買担当と渡り合わないといけないんですよ?
その点では、アニメーション制作会社が最も重視しているのが「人材不足」の問題が横たわります。制作に必要な監督やアニメーター、原画マンなどイケてる人ほど「次の仕事もウチでよろしく」とばかりに拘束料をもらうほど制作に携われる人材がひっ迫してしまっているのです。デキる人、使える人に仕事が集まるのは当然のことです。これにより、アニメの制作スケジュールが大幅に延びてしまい、もともと時間のかかるアニメーション制作ですが、現在ではいま発注するシリーズアニメの納品見通しが2027年から2029や2030年にまで達している作品もあるといいます。
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